ティーツリー、それは深呼吸したくなる森のようなさわやかな香りのハーブ。
そんなティーツリーの名前の由来を考えたことはありますか?
名前の由来を知ることで、意外な歴史が見えてくるんです。
ティーツリーの名前の由来はその使用方法から

このティーツリー、実は日本人になじみが深い「お茶」の木とはまったく異なるものなんです。
オーストラリアに自生する、学名Melaleuca Alternifoliaという植物の俗称となります。
ティーツリーの名前の由来は、18世紀末にさかのぼります。
オーストラリアを探検していたジェームズ・クックの一行が、先住民からこの植物の葉を譲り受けました。
その際お茶として飲用したことから、この名前が付けられたそうです。
ティーツリーの歴史は先住民アボリジニから始まる

ティーツリーの歴史は、ハーブの中でも飛び抜けて古いものでしょう。
その歴史に触れることで、ティーツリーの香りの楽しみ方が変わるかもしれませんよ。
先住民アボリジニの知恵
オーストラリアの先住民アボリジニは、なんと何千年もの間ティーツリーを薬用植物として使用してきました。
- 葉を潰して傷薬として
- 風邪の時に蒸気吸入用として
- 炎症の湿布として
このような伝統的な使用法は、現代の科学研究によって効果が次々と実証されています。
先住民の経験が、すでに効果を証明していたんですね。
効果が実証され世界で注目を浴びることに
1920年代、オーストラリアの研究者アーサー・ペンフォールドは、ティーツリーオイルが石炭酸の13倍もの抗菌力を持つことを発見しました。
石炭酸とは当時の標準的な防腐剤だそうで、それよりはるかに効果が高いとあってこの発見は非常に革新的なものだったようです。
これを機に、ティーツリーは世界的に注目を集めるようになりました。
第二次世界大戦でも活用された
こうして効果が実証されたティーツリーは、第二次世界大戦中にも活用された記録が残っています。
オーストラリアの軍医たちは、兵士の応急処置キットにティーツリーオイルを標準装備していました。
その強力な抗菌作用は、限られた医療環境下での感染予防に大きく貢献したとされています。
まとめ
ティーツリーの名前の由来は、オーストラリアに上陸したジェームズ・クックの一行が、葉をお茶として飲んだからと言われています。
その歴史は古く、オーストラリア先住民のアボリジニが数千年前から利用していました。
その効能は実証され、第二次世界大戦でも活用された記録が残っています。
なんと太古から利用されていた、ハーブの中でも最も歴史が深いものだったんですね。