珍しいハーブを知るーオキナグサ「白い毛」の毒性ハーブ

珍しいハーブを知るーオキナグサ「白い毛」の毒性ハーブ 珍しいハーブ

なかなか出会うことのできない「珍しいハーブ」は数多く存在します。

今回は、「オキナグサ」というハーブのご紹介。

そのまだ見ぬ香りを想像しながら、新しい知見を得ませんか?

オキナグサは「白い毛」が特徴

オキナグサの特徴と言えば、茎と葉に生えた白く長い毛

みっしり「白い毛」が生えたその姿が「おじいさん」に見えることから「翁草」と名付けられました

花は下を向くように咲く特徴があり、西洋種は紫から白色、日本の自生種は深いワインのような赤色です。

オキナグサの「白い毛」は茎と葉だけじゃない!

オキナグサが「オキナグサ」たる所以は、茎と葉だけじゃないんです。

実は、「花後の種」にも白く長い毛がたくさんできるのです!

例えるなら、たんぽぽの綿毛の毛足をより長くしてくせ毛にしたような感じ。

その姿はまさに「翁」さながらです。

オキナグサは日本では絶滅危惧種

オキナグサは日本でも自生していますが、絶滅危惧種となっています。

そのため、自生している姿を見つけるのは難しいでしょう。

もし探してみたい場合は、「本州・四国・九州」の「日当たりの良い山野」に生えている可能性があります。

なかでも宮崎県の「都井岬」や福岡県筑紫野市と佐賀県基山町の県境にある「基山(きざん)」によく見られるそうです。

私もいつかこの目で見てみたいです…!

オキナグサはハーブだけど香りはしない?

ハーブとされるオキナグサですが、実は香りを楽しむものではありません。

古代より、花を乾燥させることで鎮痛などの薬効を得る目的で使用されていたようです。

ただし、乾燥前は毒性が強いようなので、必ずハーブ療法士の管理下でご利用くださいね。

まとめ

珍しいハーブ、オキナグサは「白い毛」が茎や葉、種についている特徴からこの名がつけられました。

日本でも自生していますが、絶滅危惧種となっています。

ハーブですが香りを楽しむものではなく、乾燥させて薬効を得るためのハーブとされています。

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